2010年7月分

7月31日(土)
山の上から花火見物!

今日は地元の花火大会。随分長い間見に行っていなかったんだけど、今日は久々に見に行くことにした。でも、行くなら早い時間に行って余裕を持ってみたいのだけど、仕事があったのでそれは難しかった。じゃあ、ってんで久々に山の上から花火見物にすることにした。
昼間に、この山の上からの花火見物に行ける人を探し(笑)、数人にメールを送ったらaki夫妻とcoronaさんとそのお友達が参加表明。いつもはMTBで遊びに行く山を車で頂上まで走る。僕らが到着した時にはまだ誰も来ていなかった。その後カメラをセッティングしてしばらく待っていると、coronaさんとその友達が到着。

まだかまだかと待っていると、定刻どおり花火が一発上がった。でも地元の花火大会は都会の花火大会とは違い花火と花火の間が長い。しばらく待ち続けると次が上がる。始まって30分ほどはそんな感じで間が空いていたが、徐々に花火の上がる数が増えてきた。
カメラを構え、「こいこい〜」「あ〜フレームアウトした〜」「あ〜そんなところでシャッタ〜切れないで〜」とかはしゃぎながら撮影するぼくら。ISO感度や絞り、シャッターの時間などを色々と変えながら撮る撮る。

後半は「頑張ったんだな〜津市」って感じで綺麗な花火を見せてもらいました。あれはすぐそばで見てたら最高にいいだろうな〜。

夜景と花火の競演。音が小さいのとタイムラグがあるのがマイナスポイントだけど、周りに人もほとんどおらず、ノンアルコールビールを飲んだりつまみを食べたりと楽しいひと時でした。また機会があったら、山の上からの花火見物をしたいな。お付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました。

始めのうちは単発で


段々と花火の数が増えてくる。



頑張ったぞ、津の花火!あっぱれ!!



7月30日(金)
雛が生まれた

しばらく前に、ツバメの巣がダメになってしまい、その後に引っ越してきたスズメがリフォームしてたんだけど、その後あまり姿を見なくなってしまった。あ〜あ、またダメだったのかな〜って半分諦めてたんだ。しかしここ2〜3日スズメがすぐ近くの電線に留まっているのを良く見かけるようになったもんで、ちょっと気をつけてみていたら、巣の中から雛の鳴き声が聞こえてきた。そして親スズメが餌を運んでいるのを確認。
スズメはツバメほど安心して子育てを見せてはくれないけど、これからはちょっとづつ隠れて様子を伺うとしよう。
親スズメが一生懸命餌を運んでます。



7月29日(木)
自宅軟禁中

先日の誕生日にママと子供たちからプレゼントをもらって嬉しかったんだけど、どうやらいらないものまでもらってしまったようだ。Kouが熱を出して寝込んでいたが、その風邪を僕ももらってしまった。
大して症状はひどくないんだけど、今日は時間があってもほぼ一日中雨が降っていたので、自宅で養生していた。
週末は晴れると言っているので、早く調子を戻して遊びに行きたいな。

自宅から夕焼けの写真を撮るぐらいしか出来ませんでした・・・・。



7月28日(水)
虫の食堂

今日は午後から、母校の出ている決勝戦をTVで応援。一進一退のとてもいい試合をしていたんだけど後半追加点を許してからは、まったく反撃できずで残念ながら敗退。でも母校の選手が甲子園をかけた試合をするなんてなんともうれしい事でした。

で、その後天気もうす曇りでさほど暑くないので、近所の里山へとウロウロしに行くことに。トレイルはくもの巣だらけなので、奥へと入ることはせずに、山すその開けた道を走り、自宅周辺の虫取りメジャースポットへ。今までにもよく来てクワガタやカブトを捕ったりしたんだけど、今日は写真を撮るだけ。


虫たちの食堂〜!

今日はそれほどスズメバチもいないし、いても大人しかったのですぐそばまで近寄ってパチパチと撮影。樹液の出ている場所に群がっているカナブンと一匹だけ中央に居座って邪魔なカナブンを追い払いながら樹液を独り占めしようとしているミヤマクワガタ。樹液の吸いやすい場所を探してあちこち移動する蝶、そしてスズメバチ。甘酸っぱい樹液の匂いを嗅ぎながら写真を撮っていると、雲行きが怪しくなってきたのでそそくさと帰り支度をして帰宅したのでした。




夜はさぞかし賑わうんでしょうね〜。



7月27日(火)
やった、やった!

夢にも思わないことが実現した。僕の母校が夏の甲子園県予選で四十数年ぶりのベスト4入りで喜んでいたのだけど、とうとう今日決勝戦をかけての試合が行われた。
途中までTVで観戦していたんだけど、仕事があったのでしばし観戦中止。一区切りついてまた観戦。8回表3点勝っていたとこで再び仕事(笑)。このままいくかな?いや相手が相手だけにひょっとしたら逆転されるかも、と思いつつ仕事終了後に恐る恐る結果を見る。
後半追いつかれて、延長戦へ突入したが3点を入れて勝利!おおおお〜!勝った〜〜〜〜!
初の快挙!
ダメダメ野球部と呼ばれ、僕の在校時はビーバップハイスクールをバイブルとしていたような、いわゆるヤンキー学校でした(笑)。
そんな中でも、吹奏楽部や卓球部は結果を残しその筋では有名になっていたんだけどな・・・・。

とにかく明日は決勝!恥ずかしくない試合をしてくれればそれでいい!!
オジサンは嬉しいぞ^^



7月26日(月)
残念

ツバメの巣に続いてまた残念な結果に終わってしまった。それは先日発見した駐車場のトマト。
どうなってるかな〜って、今日ふと見たところ完全にしおれて倒れてしまっていた。連日の猛暑で土の無いところで頑張っていたんだけど、さすがにダメだったようだ。
後はベランダのトマトちゃんに頑張ってもらおう。少し遅くに植えたので、今やっと実を付けだしている。もう少ししたら食べれるかな〜?



7月25日(日)
高校野球、8耐、ツールドフランス

朝からピーカンの日曜日、でもまたしても子供が熱を出し外出できず・・・・。しかも今日は高熱と来た(涙)
朝から状態のひどいKouとそれほどでもないけど、少し調子が悪いRuriの看病と遊び相手をママと交代でしながら過ごすことになった。
まあ、今日は色々と見たいものがあったので、まずは8耐のスタートをツイッターやUSTで見て、昼からは我が母校が高校野球県予選でベスト4をかけた試合をTVで観戦することにした。

僕の在校中は部員もギリギリだし、出ると負けというダメダメな野球部だったんだけど、ここ数年で監督が変わり本気で甲子園出場を狙えるぐらいの実力が付いて来た。そして今年、どこまで踏ん張れるかな?と少し期待しながら初戦からチェックしていた。
今年は籤運も良かったようで、順調に試合に勝ち続けベスト8に。そして今日ベスト4をかけた試合で勝利し、準決勝へと進出となったのでした。めでたしめでたし!
で、高校野球が終わってからは、子供の相手をしつつ8耐の状況をチェック。ポールポジションをヨシムラ スズキが取って、期待されたが序盤で転倒し順位を落とした。久々に夏日の8耐らしいレースになったのだけど、この猛暑で路面温度が60度近くまで上がってしまいタイヤがもたずに、転倒者続出の荒れたレース展開となった。
最後のゴールまでの間はUSTでライブ中継を見ながら、久々に8耐のゴールシーンに感動。今回で8耐ラストランとなるだろう伊藤 真一選手のゴール時には観客はもちろん、他のチームからも声援が送られて感動的だった。

で、8耐が終わって少ししてからは、本日最終ステージのツールドフランス。ツールの最終日と言えば、シャンゼリゼ。シャンゼリゼ通りを通行止めにするのは、フランス革命記念日とツールの最終日だけ。無事に新城もゴールしてくれるかな。

さて子供の寝てる間に、8耐の状況をチェックだ(笑)



7月24日(土)
50年もののカメラ無事動く!

先日いただいたCanon UD改。数日後早速テスト撮影に行って来ました。撮影と言っても、すぐ近所の里山や野池に行ってパチパチと撮ってきただけなんですけどね。50年以上も前のカメラ、おまけに40年以上ほったらかしてあったカメラが写るのかどうか?とても不安だった。一応シャッターダイヤルを回すとシャッタースピードは変化しているようなので、きっと大丈夫だろうと思ってはいたのだがやはり、フイルムが上がってくるまでは心配でした。
今週初め、仕事の合間に出掛けて撮影。当然カメラには露出計はついていないので、セコニックのスタジオデラックスで露出を測りシャッタースピードと絞りを決定。パチパチとフイルム一本撮って現像に出した。そして今日、出来上がってきたフイルムを取りに行った。
出来上がったフイルムを見てビックリ!
50年以上も前のカメラで撮ったとは思えないほどにしっかりと写っていたのでした。
露出はバッチリ、気になっていたレンズのカビも影響ない写りに驚いた。確かにカラー時代のレンズではないので、コントラストが淡いんだけど、ピンはシャープ。特筆すべきはそのボケの綺麗さ。まだまだ現役で使える物だ。
本当にいいものをいただきました。これからも大事に使わせていただきます。


135mmで撮影、かなり絞り込んでいますが前ボケ後ろボケ共に美しい。

コチラは日陰のキノコ。最短距離で撮ったのでパララックスを上手く修正しきれずにキノコの位置が随分上に来てしまいましたが・・・。レンジファインダーならではの難しさですね。



7月23日(金)
遭難

この冬、中国人夫婦が軽装で冬季の御在所に登り途中で遭難、婦人は低体温症で亡くなるということがあったが、その事故を皮切りに今年の鈴鹿山系では遭難事故が多発している。その数はもうすでに去年の件数を越えているらしく、地元の警察や山岳会も特別体制をとって、事故防止に努力しているとのこと。
そんな中先日、鎌ヶ岳へ単独で登りに行った男性が途中で道に迷った。暗くなってしまい途方にくれていると、午後の9時ごろ遠くからヘッドライトの光が見えたので大声で助けを求め、気が付いたヘッドライトの男性二人組みに道案内をしてもらい、無事にロープウェイの湯ノ山駅までたどり着いたとのこと。そのご、二人組みは名前も告げずに姿を消したとのこと。夜中にこの辺りの山を歩く事自体ありえないのだが、無事に迷った男性は帰ることが出来たとの事だ。
しかし、こんな風に助かるって言うのは本当に運が良かっただけだと思う。でもこの道案内した二人組みはどこへ行ってしまったんでしょうね。道案内オバケの仕業か?次の日に鎌ヶ岳でシュラフに入った首無しの人骨が見つかったりした事もあったし、鈴鹿の山を舐めてはいけませんよってことかな。



7月22日(木)
涼を求めて!

暑い暑いと何度言っても暑い・・・・。
なので今日は午後から少し空き時間があったので、自宅から20分で行ける沢へ写真撮りついでに涼みに行って来ました。

今でも天然アマゴが生息する、市内二級河川の最上流部に程近い場所。水量はまずまずなんだけど、源流部に近い場所で風力発電の風車を設置するための造成工事をしている関係で、水質は少し悪くなっている。

車を路肩に止めて、ウォーターシューズに履き替え、カメラと三脚を持って沢へと降りていく。自宅付近では猛烈な暑さだったけど、ここまで来ると木々が日を遮り沢沿いに風が吹いているのでとても気持ちがいい。

ジャブジャブと水の中に入って行って、あちこち移動しながら写真を撮る。家からそれほど遠くない場所にこんなに涼しい場所があることはとても幸せな事だと思う。「仕事の合間の2時間程で十分涼んでこれるなんて、都会の人達に恨まれるな」なんて思いつつ沢につかる。
水遊び客なんてまったく目にする事の無い、超ローカルな遊び場。確かにスケールは小さいけれど、それはかまわない。だって仕事の合間で遊べるんだから。

沢に浸かりながら撮影する変なオジサン(笑)

しばらく水に浸かって写真を撮っていると、体の火照りもとれて逆に足が冷たくなってくる。今日は一眼を持って来ているので泳いで深みを越えてさらに上流に行くことが出来ないけれど、今度来る時はもっとジャブジャブ出来るように装備してこよっと。

水 一瞬の造形


近くで良い所を探すのが僕の趣味(笑)



7月21日(水)
ど根性トマト

我が家の紫トマト、トスカーナバイオレットちゃんは遅ればせながらようやく小さな実を一個付けてくれた。まだまだ花が咲いているのでこれからが楽しみだ。
で、我が家にはもう一つトマトがある。トスカーナバイオレットちゃんはベランダで栽培しているんだけど、もう一つのトマトは駐車場にある水道メーターとコンクリートのわずかな隙間(笑)、いわゆる一人生え。
ある日、車を動かす時に、ふと目の前に草が生えているのが見えた。「あ〜雑草があんなに大きくなってしまったんだな、抜かなきゃ」と思い、近くまで行くと、なにやら普通の草とは雰囲気が違う。この葉っぱ、この茎、この匂い・・・トマトじゃん。何でこんな所から?
とにかくしばらく様子を見てみることにしよう。がんばれトマト!


ふたの隙間じゃないんです、コンクリートと枠の1mmあるかどうかって隙間から生えているんです(笑)



7月20日(火)
スターウォーズ

ここのところ連夜、BShiでスターウォーズを放送している。映画の公開順ではなくてエピソード順に1から続けての放送だ。特に続けて見ているわけではないんだけど、今日は思わず見てしまった。
子供の頃、親父に連れられてスターウォーズの一作目を見に行ったのを思い出し、とってあった映画のパンフを引っ張り出してきた。この一作目以降スターウォーズを映画館では見ていないんだけど、この一作目だけはとても思い出深く放送があるたびに見ている。
当時、邦画でも宇宙物の映画はあったんだけど、スターウォーズとは比べ物にならないぐらいちんけなものだったのも覚えている。同じ日に映画館をはしごしてスターウォーズと邦画の宇宙物を見て、そのクオリティーの差に子供ながらに驚いた記憶がある。
あれからもう30年以上経ってるんだね。でも今見てもなんら古さを感じさせない。
そういえば、今回スターウォーズのパンフレットを探していて一緒に出てきたのが、ガンダムの映画一作目のパンフレット。今ならいい値で売れるかな(笑)。

懐かしい〜、ハンソロ役のハリソンフォードめちゃ若いです。



7月19日(月)
海の日に山に!

今日は全国的に海の日、仕事は夕方からだったので午前中に何しよう?って考えたんだけど、自由になるのは昼過ぎまで・・・・。海や川に行っている時間は無い。ならばってんで、かなり久々にH山へ走りに行く事に決定!
朝一で、カッキーさんに連絡してみると昨夜ツールを最後まで見ていて、寝不足のまま仕事をしていたらしいが、ちょっとだけ走りましょうって事でご一緒していただいた。

今日は全国的に猛暑だった。でも走りに行った午前中はそれほど暑くなるような感じは無かった。日向は確かに暑かったんだけど、山に入ると木の陰に入る事が多く、かなり久々なので心配していた登りもお喋りしながらだったので大して苦痛ではなかった。
 

とはいえ、やはり登りでは大汗をかいたので頂上で一休みして、いざ下りに出発!
途中途中で今日は写真を撮りながらのダウンヒル。いつもはコンデジばかりで撮っているんだけど、今日は珍しくデジ一を持ってきて本格的に撮影。
数箇所で止まり止まり撮っているとけっこう大変だったので、ある程度写真を撮った後は気持ちよくダウンヒル。
一本だけでしたが、午後からの暑さなど想像できないぐらい気持ちよく走ってこれたのでした。




7月18日(日)
お昼寝

昨日からKouが熱を出した。幸い今日にはある程度熱は下がったのだけど、外遊びに出掛けるのはちょっとと言う事に。梅雨が明けた最初の日曜日、せっかくどこかの川か海へ遊びに行こうかと思っていたのに残念無念。まあ、こればっかりは仕方が無いもんね。
なので、今日はおうちでゴロゴロ。本を読んだり、折り紙したり。昼食をとってからはKou、Ruri、僕の三人で僕を中心に「小」の字になってお昼寝。夏の暑い日、クーラーも付けずに少しだけ寝汗をかきながらゴロゴロ。
連休中に人混みに出掛けるのも嫌だし、こんな過ごし方もいいかなって思ったりして。



7月17日(土)
伊勢神宮奉納全国花火大会

全国の花火大会の先陣を切って毎年行われている花火大会。今年もまた見に行く事が出来なかったけど、行けなかったなら行けなかったで少しでもその場の臨場感を味わいたい。
で、仕事を終えて食後、ustreamで花火観戦。窓の外からは遠く宮川からの花火の重低音が少しだけど聞こえてくる。今年の観客は23万人だそうだ。
本当は現地で見たいんだけどな〜。でも解説付きで花火職人さんの解説付きで見るのも花火の知識も得る事が出来ていい。
やっぱり、全国花火大会の花火は違うね〜。地元でも花火大会は夏の間に何箇所か行われるけど、それらと比べるとまるで違う。
子供の頃によく母の田舎に帰った時に見に行った墨田の花火を思い出すな〜・・・。
隅田川に架かる勝鬨橋と花火の美しさ。今でも脳裏に焼きついている。
花火っていろんな人の様々な思い出があって、それらを一気にフラッシュバックしてくれる。
数で勝負の大掛かりな花火大会よりも僕は質のいい花火を見るほうがいいな。茶室に生けられた一輪挿しのような、その一輪ですべてを語る日本人の心のような花火を観たいな。



7月16日(金)
端っこでお宝ゲット!

今日は午前中に空いていたので昨日に引き続き市内の端っこへお出掛け。でも今日は昨日と違って自宅から一番近い端っこ。
カメラを持って車で自宅そばの国道を山の方へと走っていく。どこの集落を撮ろうかな〜っと走りながら考えていたんだけど、やはり知った所のがいいなと思い、以前仕事でちょくちょく行っていた一番端っこの集落へ。

いい天気でした!

集落へ入って、まずは知人宅へ顔を見せに行く。老夫婦二人だけで暮らしていて、以前はちょくちょく仕事でお邪魔していたんだけど、ご主人の体調がおもわしくなくここしばらくは行っていなかった。
顔を見せると、「あれー誰かと思ったら〜」ととても歓迎してくれた。「まあ中へ入って入って」と築200年の旧家へと招き入れられる。
しばしの時間、ここ最近の出来事などをしゃべりながらくつろいだ。普段あまり人の訪れる事も無いようで、しゃべりたい事が次から次へと出てきてしまうようだ。そして今日僕が集落の写真を撮りに来た事を言って、持ってきたカメラを指差すと「うちの父さんも古いけど、カメラもってるんよ」と言って奥の部屋から随分と懐かしいカメラケースに入ったカメラとレンズを持ってきた。
見せてもらうと、バルナックライカそっくりのCanonのカメラとレンズ。40年以上も前のカメラだ。しかも状態が凄くいい。レンズには残念ながら少しカビが来ていたが、撮影に差し支えないレベル。その昔、買ったはいいけど使いこなせずにそのままタンスの肥やしになっていたそうだ。
そして、そのカメラの事について色々と話をしていると、親父さんが「それもってって」と。「このまま置いといても何の役にも立たんし、使える人にもっとってもらうのが一番ええやろ」とのことで、カメラとレンズをいただくことになったのでした。
あまり長居しても、親父さんが疲れてしまうといけないので、お喋りも程々にお宅を後にした。それからは集落の中をすこしだけ歩いて写真を撮り歩き。時間も無かったので帰宅したのでした。



そして、帰宅後いただいたカメラの事を色々と調べてみた。Canonのサイトで調べたところ、このカメラは「UD改型」見た目からも分かるように、バルナックライカのデザインを真似て作ったものだ。でも、様々な改良を加えており本家のライカをしのぐ使いやすさとの事でニューヨークなどではとても人気があった。
当時の販売価格が48000円、当時の中卒者の初任給が8千円程度らしいので、恐ろしく高いカメラだ。レンズも30000円少ししたようなので、総額80000円ほどのセット。今で言うとD3xとVR600mmf5.6のセットのようなものか?

まだ、実際にフイルムを通した訳ではないので、きちんと写るかどうかも分からないが、使えるなら今後大事に使わせてもらおうと思う。思いがけずLマウントのカメラとレンズが増えて、ビールを飲みながらあちこちいじくり回しているのでした(笑)。

左が今回いただいたCanon UD改型 中央のレンズは135mmf3.5 右がLeica VF



7月15日(木)
端っこへ!

今日は朝一の仕事を終えた後はお休み〜。
ってことで、仕事を終えた後どこに行こう?と考えたけど、雨が降ったり止んだりと安定しないので、Bikeはちょっとパス。じゃあマックの散歩までの時間を使って津市の端っこまで車を走らせた。
ただなんとなく、真福院に行ってみたくなったのと、桜の咲いていない三多気(みたけ)が見たくて車を走らせた。行きは天気もまずまずで、雨は降っていなかった。
約1時間山間の道を走って到着。当然この時期にここに来る人はほとんどいない。駐車場には僕の車だけ(笑)。
桜の名所100選にも入っている三多気の桜だけど、桜の咲いている時期は誰でも行きたがる。でも、僕はそういう場所のオフシーズンも興味がある。元々雰囲気の良い集落なので、この時期でもきっと見る場所は多いと思ったからだ。

今にも雨が降ってきそうだったので、そのまま真福院まで車で行ってしまおうかとも思ったんだけど、せっかくだから傘を持って歩いて集落の中を進む事にした。青々と葉が茂った桜の木々、苔むした石垣から顔を出す紫陽花。桜の時期には見ることの出来ない景色だ。

こんなに大きく割れていても葉が青々と茂っています。

急な坂道をテクテクと歩いていると、前からヨッコラショヨッコラショとおばあちゃんが歩いて下ってきた。すれ違う時に挨拶をすると、にっこりと笑顔で挨拶してくれた。これもまた桜の時期で人がわんさかいるような時にはなかなか無いだろう。

時折青空も覗くいい天気・・・・だった・・

急な坂をしばらく登って行くと、集落の端っこに真福院はある。元々三多気の桜はこの真福院の参道に約1kmにわたって植えられたものなのだ。近年桜が老化して朽ちかけたものが多くなってきたので、あちこちに小さな桜が植樹されている。そしてそのほとんどが、鹿の食害を防ぐために金網で巻かれて保護されている。過疎化の進むこの辺りの集落でも、次の代に桜を引き継ぐための努力がされている。

さて真福院の石段を登って行くのだが、ここに来ると不思議な感覚を覚える人も多い。それは、まず石段の入り口に鳥居があるからだ。院というからにはお寺、でも鳥居が・・・・そう、その昔の神仏混合の風景が残っているんだ。元々神社もお寺もいっしょくたんで、神様仏様と言って同じように参っていた頃の名残がある。僕はこういう所がとても好き。その土地の人達が代々参ってきた神様仏様は生活に密着している。

弘長供養碑及び付属供養碑
在原業平、平清盛らの参詣が伝えられています。参道中ほどにある大ケヤキは圧巻です。

石段を登りながら、あちこちで写真を撮る。平日ということもあるんだろうけど、ここでも誰一人として人に出会う事は無かった。お参りを済ませて一休み。途中で買ってきたコンビニのおにぎりをセミの鳴き声の響く境内でほおばる。

一通り写真を撮って、元来た道を降りていく途中にポツリポツリと雨が降り出した。
「車まで持ってくれるかな〜?」と心配しつつ足を速めた。
が、すぐ目の前の山からどんどん黒い雲が近付いてきて、雨脚が強くなってきた。傘をさして、カメラが雨に当たらないように注意しながら急ぎ足で戻る。F5は少々濡れても平気だけど、D70はそうは行かない。
どうにかこうにか車までたどり着いた。カメラを守っていたもんだから、体はけっこう濡れてしまった。大急ぎで車の中に入り、濡れた服を着替えた。

「あ、降って来たかな〜って思っていたら、どんどん強くなってきた」

ほっと一息ついて、帰路につく事にした。
しかし、この帰り道が凄かった。集落を出ていきなりもの凄い勢いで雨が降ってきた。ワイパーをHIにしても追いつかないほどの雨量。ライトをつけてゆっくりと車を走らせる。しばらく走ると、雨脚が弱まってきた。もう大丈夫かな?と思ったけど甘かった。雨雲は僕を追いかけてず〜っとくっついてきた。途中でも何度と無く豪雨の中をドライブ。自宅に近付くにつれて雨脚は弱まってきたけど、結局帰宅するまでずっと雨が降っていたでした。

さらに雨脚が強くなってきた・・・・前が良く見えません。



7月14日(水)
革命記念日

今日はフランス革命記念日。シャンゼリゼ通りが一切通行止めになるのは、このフランス革命記念日とツールドフランスの最終日以外はほとんど無い。
今日は第10ステージのツールドフランス。今日で折り返しの日程になる訳だ。特に今日はフランス人選手はこのステージを制したいだろう。
ようやく昨日から、ケーブルTVの通常のスポーツチャンネルでも生中継が観れるようになった。今年のツールではランスがこけてばっかりで良いとこなし・・・・でも荒城選手が良い仕事してるし面白いレースになりそう。
しかし生で見れるのも数日だけ、有料チャンネルにすれば全部見れるんだけどね〜上手い事やってますよねJ SPORTSさん。
今日はフルコース生中継なので、見れる所まで頑張って起きてよ〜っと。

ALLEZ〜 ARASHIRO〜!



7月13日(火)
プリンター来た!

今まで、だましだまし使っていたプリンターがとうとう壊れた。元々それほど写真なんかもプリントアウトしないので頻繁に使っていた訳ではないんだけど、壊れたら壊れたで無いと困る・・・・・というので新しくプリンターを購入しました。
予算もそれほど無いので色々と悩んだんだけど、今回はEPSON EP-802Aという無難なところで落ち着きました。

何だか昔のビデオデッキみたい(笑)



7月12日(月)
お茶の実

今日も雨がポツリポツリと当たったと思ったら、急に晴れてきてムシムシと暑くなってきたりと天気がめまぐるしく変わった。当然こんな状況じゃ仕事の合間に外に走りに行く事も出来ず、雨の合間に自転車の整備をするのが精一杯。

そんな中、マックの散歩の時にあるものを見つけた。いつもの散歩道を歩いてお茶畑の横を通った時だった。短く刈り込まれたお茶の木を見るとなにやら実がついていた。そうお茶の実だ、もうそんな時期になったんだな〜と思いつつ暑さでへばりつつあったマックを引っ張って帰宅したのでした。
お茶の実があったからどうって事でも無いんだけど、その時期その時期に咲く花や、木になる実、目に付く物があるとほっとする。こんなジメジメした梅雨の時期にもそういったものがあるのはいいですね。

お茶の実です



7月11日(日)
箱入り娘

今日は朝から雲行きが怪しく、投票に行く頃には雨が降り出してしまった。Kou、Ruriも連れて自宅から3分の投票所へと出掛けた。すぐに投票は終わるので、その後傘をさしながらのんびりと寄り道をしながらの帰宅。その後は特に予定も無いので自宅でくつろぐ事に。


Ruriは何故だかやたらと狭いところに入るのが好き。ダンボールや大きな缶、家具の隅っこ。気が付くといつの間にか箱などに入っている。これを箱入り娘と言うのだろうか(笑)。
 
箱入り娘?



7月10日(土)
夏仕様

今日は忙しい土曜日。でも、少しだけ昼休みに余裕があったので、ほったらかしになっていたBikeのタイヤ交換。
TREKブルーザーのタイヤを里山用のブロックパターンのタイヤからダート&ストリート用のタイヤへと変更。今までスペシャ号につけてあったタイヤなんだけど、しばらくはブルーザーでトレイルを走る事は無いし、今度ちょいとポタリング予定なので換えることにしたのでした。スペシャ号には、お古のタイヤを入れてとりあえずお買い物自転車に変身。

タイヤ交換をしている間に、太陽にさらされていてあっちっちになったブルーザー、さてタイヤ交換終わったから少し走ってみようと思ったら、なんだかブレーキを引きずっている。最近ちょいとブレーキがプアーだなって思っていたので「あ、エアかんでる」そう判断して早速エア抜き開始。始めてびっくり、けっこう大きな気泡が出てきた。新しいブレーキフールドを入れながらのエア抜きは無事終了。
ついでなので、ローターとブレーキも洗浄することにした。車用のシャンプーを使って念入りにゴシゴシ。洗い終わって水気をきり試してみると、よく利く〜〜〜!HAYESのディスクはガッツリ利くように復活。一般の人がこの手のブレーキをいきなり使うと、利きすぎて前転するって言う話をよく聞くが、この利き方は普段Bikeを乗っている人でもちょいと危ないレベル。でも僕はこのガツンと利くブレーキフィーリングが好きだ。

最近ちょいと、さぼり気味のBikeメンテナンス。常に良い状態で安全に乗るためにはきちんとメンテしないといけませんね。

世話してやらないとへそ曲げるのは機械物の基本的性格みたい。



7月9日(金)
スズメのおうち?

先日卵がすべて落とされて家主がいなくなったツバメの巣。しばらくそのままになっていたのだけど、ここ数日で動きがあった。元の家主がいなくなった後にスズメが引っ越してきたんだ。
初めのうち、すぐ横の電線に留まってしばらく様子を見ていたんだけど、ここ数日でリフォームを始めた。あちこちから枯れ草を集めてきて住みやすいようにしている様子。この時期から子育てをする事は無いだろうから、ねぐらにしようとしているのかな?。でもほとんどの時はお留守になっているので、本当に住んでいるのかどうか?。いずれにしろ、今後の巣の様子を毎日眺めるとするかな。



7月8日(木)
お邪魔

昨日は七夕の笹流しに夕方から出掛けたKou。事前に義姉に近くの駐車場を確保してもらっていたので、スムーズに現地に到着できたらしい。
津市内の笹流しは20年ほど前から始まり、今では市内の年中行事にしっかりと定着している。僕は仕事で行けなかったんだけど、ママの話によると無事に笹を流した後、ウロウロとしていた時にKouが観音様の願い札をもらった。せっかくもらったんだからと、少し離れた津観音までそのお札に願い事を書いて収めに行ったとのこと。本当はもう帰ろうとしていたらしいけど、Kouがそれをもらったもんで、かなりの寄り道になったんだって。でもきちんと観音様にお願いしてきたから、きっと願いがかなうよ。
で、Kouの願い事は・・・・・「バンブルビーになれますように」だそうだ(笑)※バンブルビーとはトランスフォーマーに出てくるKouのお気に入りのロボット。

で、今日は仕事が少し速く終わったので、久々に写真家の山川氏のところへお邪魔しに行って来ました。
数年前たまたま野鳥の撮影に出掛けた先で2日連続で出会い、その時交換した名刺が縁でちょくちょく声をかけてもらって、遊んでもらっているのです。でも写真を一緒に撮りに行った事は最初の出会いの時だけで、それ以外はお喋りと、釣りだけ(笑)。
今回の話のメインは、今デアゴスティーニから出版されている「世界の野鳥」シリーズの事。今まで発行された本の中でもかなりの枚数、山川氏の写真が採用されていて、今回の最新号ではカンムリカイツブリの綴じ込みページの大きな写真をメインに、多くの写真が載っていた。
特にカンムリカイツブリは、スウェーデンの自宅前の湖にブラインドを張ったボートで漕ぎ出して撮ったとのこと。水草をくわえたカンムリカイツブリの生き生きとした表情が印象的だ。


これが最新号です。この号にも多くの写真を提供されています。

今までに、世界各地を廻り様々な写真を撮ってきている。ネイチャーものだけではなく、フィギュアスケートでは浅田真央選手や安藤美姫選手、村主章枝選手、その他の海外の選手から直接撮影を依頼されるほどの人で、若手の多いスポーツ写真家の中でも一目置かれる存在なんだ。

そして話は、去年の初めに二週間山川氏が行って来た小笠原の話へと。僕が以前行って来たことを話していて、是非先生も行ってみてくださいと言っていたのだ。南太平洋の島々にも劣らないすばらしい所だった、また行きたいな〜と、様々な小笠原の自然に感動したとのことだった。

あこがれのD3を触らせてもらったり、今度の野遊びの予定を立てたりと、あっという間に2時間ほどが過ぎてしまったのでした。

ありがとうございました。



7月7日(水)
遅かった

今日は午後から仕事だったので、午前中にちょいとお出掛け。去年やって美味しく出来た事で味をしめた「ヤマモモ酒」を造るべく、ヤマモモの実を捜しにお出掛け。ただ出掛けただけじゃ面白く無いし、ここしばらく自転車に乗っていなかったのでFUJI号で出発。デジ一を持って出掛ける事にしたが、空を見るといつ降り出してもおかしくない空模様。カメラとレンズを防水バックに入れて、それをザックに詰め込んで出発。
目的のヤマモモの木のある場所までは約20分。工業団地の入り口に何本かあるのだけど、現地に到着して愕然とした。来るのが遅すぎた・・・・ちょっと遅いかな〜とは思っていたんだけど、ちょっとじゃなかった遅すぎた。いくつか拾ってはみたものの、とてもヤマモモ酒にするには少なすぎる。仕方が無いので今回は諦める事にした。

ヤマモモの残骸・・・・遅すぎた。

帰り道、ぐるっとまわって「木曽馬 遊馬」さんにお邪魔する事に。
ムサシ君、ユウちゃん、クロちゃん、ナナコちゃんとしばし遊びながら写真を撮る。策の中に入れてもらってすぐ横で触りながらの撮影。ユウちゃんを間近で撮っていると僕の頭を何かが触る。ん?振り返るとクロちゃんが僕の頭をハムハムしていたずらしていたのでした。「私も撮ってよ」って言っているかのように思えるしぐさ。たまらずクロちゃんを激写(笑)。
しばし馬達と戯れてから帰路についたのでした。

ユウちゃん(右)、ナナコちゃん(左)が一緒に草を食む。

背中がかゆいよ〜ゴニョゴニョ。この体制は背中がとがっているサラブレッドには出来ないらしいです。



7月6日(火)
Nikon F 完成!

少し前に買ったNikon Fのペーパークラフトを仕事の合間を利用して作成。台紙から剥がすのはすでに切込みが入れてあって楽チン。あとは折り目を作って、丸めて、木工ボンドで止めてとけっこうチマチマと大変。
仕事の合間を使ってなので、ぶっ続けでは出来なかったけどトータル約1.5時間で完成とあいなりました。
本物に近づけてあるのでサイズはもちろん、ファインダーやレンズも取り外し出来る。笑えるのが、本物のレンズもどうにか着いてしまうのだ。
子供の手が届かないところに飾っておこっと。


ペーパークラフトなんて久しぶり〜、切って曲げて貼って・・・・

完成〜!

試しにやったら本物のレンズも着いた!(笑)



7月5日(月)
TV

僕はテレビが好きだ。いわゆるテレビっ子(笑)
でも最近の番組がつまらない。同じような事を思っている人は多いと思うが、あまりにもつまらない番組が多すぎる。ただ単にオジサンになっただけなんだろうか?
いや昔も、くだらない番組はあったけど(子供の頃はくだらないほうが好きだったかも)、ネイチャーものや旅行もの、ドキュメンタリーとちょうど良い位のバランスで成り立っていたと思うのだけど、最近は番組制作費の削減などで、安いギャラで芸人を集めてただ騒いでいるだけのものや、海外の番組をそのまま利用して、ただ映像を集めただけのようなものが多い気がする。
僕の大好きなネイチャーものの番組は制作にお金と時間がかかるから段々と少なくなっているのは事実。でも絶対になくなって欲しくないと思う。

ネイチャー写真が好きな僕。今まではスチルばかりだったんだけど、最近動画も撮ってみたくなってきた。でもスチルと動画を欲張って撮ろうと思うと機材が多くなって邪魔になる。でも、最近とても心が動いているのが、そのどちらもかなえてくれるカメラ。Nikon D300sだモードの切り替えだけで、スチルも動画もどちらも高画質で撮れるんだ。先立つものがあればすぐにでも・・・・・。

ほしい・・・・・



7月4日(日)
初泳ぎ

今日は朝からKouがプールに行きたいと言うので、朝から二人で近くの市営プールに行って来ました。着いた頃はまだ少し雲も多く日のさす時間が少なかったので少し寒かったんだけど、Kouには全然影響なし。
本当なら、川か海に行きたいところだったんだけど、そこまで時間も無かったのでプールでの水遊びとあいなりました。まだそれほど人も多くなく、自由気ままに遊びまわりお腹が空いてきたので撤収〜!

幼稚園ではプールが始まり、プールのある日を楽しみにしているKou。プールの無い日は、自分で園庭に水溜りを作ってはプール〜と言って泳いでいるらしい(爆笑)。実際、先日元の色が分からないぐらいに泥色になった園服を持って帰ってきたらしい。先生の話によると本当に水溜りに腹ばいになってばたばたやっていたと言うから、ちょっとひどすぎ・・・・。よっぽど泥遊びが好きみたい。

今度は川か海で泳ごうな〜!



7月2日(金)
趣味が仕事?仕事が趣味?

「趣味が仕事になるなんていいですね〜」と良く耳にする言葉。確かに好きな事をしていてそれが仕事になるなんて、なんてすばらしいんだろうって思うことはある。でも、そういう仕事についている人の多くは「趣味は趣味だけで置いておくほうがいいよ、仕事にすると好きな事はほとんど出来ないよ」って言う。
確かにそれもそうだと思う。僕が今の仕事の前についていた仕事はスポーツ関係の仕事。スポーツやアウトドアが好きなので自然とそっち方面で働きたいと思って入った業界。
一年目は店舗での販売。確かに最新のスポーツグッズやアウトドアグッズは目の前でいつも見ていて、出物があると社割りを使って思わず買ってしまったりするが、それらのものを頻繁に使えていた訳ではない。
二年目からはスポーツクラブでのインストラクター。一日5時間以上プールに指導で入っていたり、ジムでの指導をしたりと毎日毎日仕事で体を使っていた。でも仕事となるとやはり好きな事ばかりは出来ない。
まだまだ青二才の僕は、これは僕のやりたかったことじゃないよな〜なんて思うことが仕事を始めて2〜3年ほどは思うことがあった。同僚の中でもやはりそういう考えを持っているものも多く、会社を辞めて本当にやりたい事へと走り出して行ったものも多かった。
でも、年月が経っていくにしたがって考え方が変わってきた。仕事が好きになってきたんだ。組織の中に入っているので、確かに本当にやりたい仕事はなかなか出来ないけど、出来ないなら出来ないなりに今の状況を楽しめばいいじゃないかってね。そしてこの仕事は僕にとって天職なんじゃないかってぐらいまで好きになっていた。
その後、色々と紆余曲折があって現在の仕事についているんだけど、師匠が常に僕らに言っていることがある。「仕事を趣味にしなさい、好きならば様々な考えが頭にうかんでくるし創意工夫する。決してこれだけやったらいくらになるってお金の事を考えては駄目」と。

僕自身今の仕事は好きだ。しかし今の仕事は元々趣味だった訳でも無いでも、好きになれる仕事に就けたことを感謝している。仕事が趣味って言うと、何だか仕事しか知らない可愛そうな人の事みたいだけど、そうじゃない。いっぱいある僕の趣味の一つに今の仕事が入っているって感じかな。あ、もちろん趣味って言っても考え方の話しで、仕事に関してはプロ意識はしっかりと持っているのでいい加減な事はしていませんよ。



7月1日(木)
いなくなった

昨日の朝、家の外が賑やかだった。ツバメがやたらとピーチクパーチクと鳴いていたからだ。特に気に留めず随分と賑やかだな〜ってぐらいでいたのだけど、午後になってふとツバメの巣を見に行くと、巣の中身がひっくり返っているのが見えた。何だろうと思って、巣の下を見ると小さな卵が落ちていた。白地に茶色いごま塩模様の卵が下に落ちて割れていた。
え?何で?
よくよく見てみると、割れた卵の中には、ほぼ形になったツバメの雛が入っていた。もうすでに4つの卵の雛は死んでいた。いったい何があったんだろうか?朝騒いでいた時には、いつものつがい以外にあと2羽のツバメがいて、どれが巣の住人かは分からないけど、やたらと巣の中身を気にしていた。他の鳥にやられたのか?ひょっとしたら別のツバメに襲われたのか?(そういうことをツバメがするのかどうかは分からないけど)原因は分からないけど、どうやらすべての卵が駄目になってしまったようで、それっきり親ツバメの姿を見ることが出来なくなってしまった。



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