2010年10月分

10月31日(日)
医療用大麻

大麻と言えば普通なら「いけないもの」と言う感覚がまず頭に浮かんでくると思う。でも国によっては感覚的に随分と違うのは知られた事。でもナショナルジオグラフィック日本版11月号ではアメリカではその大麻の医療的使用は良いと言う考えが多いと言う事を言っている。

以下本文

 時代が変わろうとしている。今年行われたある世論調査で、米国人の75%近くが大麻を医療目的に使用しても良いと考えている事が分かったのだ。また医療目的に限らず大麻を合法化すべきと答えた人は41%にも上った。1969年のちょうさでは大麻合法論者が12%だった事を考えると隔世の感がある。
 大麻には鎮痛や催眠、抗がん、眼圧の緩和などの効能があり、緑内障やがん治療に用いられている。米国では既に10以上の州で医療大麻が合法化されていて、今夏、首都ワシントンも加わった。また、米国の内科学会と医師会は大麻の研究に取り組んでいる。
 カナダやおらんだ、英国などでも大麻が医療現場で使われているものの、日本では認められていない。      −アレックス・ドミンゲスー

ナショナルジオグラフィック日本版11月号より

医療用以外でも合法化と言うのは賛成できないが、厳格な管理の元に医療用として使われる事は良いのではないかと思うがどんなものなのかな?。



10月30日(土)
どっちに倒す?

僕らが乗るBike(自転車)、いわゆるスポーツサイクルと言われるものには基本的にスタンドが付いていない。街乗りや通勤用にしている物は付いていた方が便利なので付けている人が多いが、ことロードやMTBなどのスポーツ走行に特化したBikeに関して言えば安全性や重量的な事なんかからまず付けることがない。逆に付けていると「んなもん付けてんじゃね〜」的な見られ方をする。確かにロードに関しても出来るだけ軽い車体が良いんじゃないの?っていう考えの方が多い中(実際には軽いだけが良いのではないが)そんなもん付けることはないし、MTBに関して見れば、転倒が日常茶飯事な物にわざわざ危険な突起物を付けること自体おかしいのはわかると思う。
で、スタンドが無い自転車をどうやって置くかという事になると、街中なんかで立てかけるものがある場合はもちろん立てかける。山に行ってもすぐ横に木があれば木に立てかける。でも野山のフィールドでいつもいつもすぐ横に木があるとは限らない。じゃあどうするかって言うと、倒しておきます。この時にどちら側に倒すのかって言うのが問題。
今までのBikeは基本的にディレーラー(変速機)を守る為にディレーラーとは反対側へと倒すのがセオリーとされてきた。でも近年MTBを中心にディスクブレーキが当たり前となってきていて、今までどおりの倒し方をするとディスクローターに何かが接触する可能性が出てきた。Bikeのディスクローターはモーターサイクルや自動車のものとは違い、人間の力のみで動く乗り物の為に軽く作られている。その為かなり薄く出来ていて、物に強く接触したり外力が横から加わると直ぐに曲がってしまう。見た目は真っ直ぐに見えても、0.何ミリ振れただけでもパッドなどに接触して、抵抗になったり耳障りな音が出たりするので結構神経を使うんだ。なので、Bikeを倒す時にもローターに物が接触しないように気を使うんだけど、最近僕はディレーラー側を下にする事が多いかな。その時と場合によるんだけど、ディレーラー自体最近のものは車体側に寄っていて物にぶつかりにくくなっているので、比較的安心して倒せるからと言うのが理由かな。
まあどうでもいい話なんだけど、ちょっと気になったから書いてみました^^。みなさんはどっち?



10月29日(金)
一昨日の続き

今日は午前中にYADA CYCLEさんにお邪魔しに行ってきました。と言うのも一昨日に撮影していただいた、津を掘り下げる小冊子「kalas」のnishiyaさんにa dayさんとダメオ親父と僕が事情聴取(笑)を受ける為。
まあ要するに取材です。朝から自転車でのんびり川沿いを走って約束の時間より少し早くに到着。しばらくa dayさんと話をしているとnishiyaさん到着〜、それからもう少ししてダメオ親父も到着したのでした。そこからはお客さんの合間をぬって取材やら写真撮影やらであっという間に午前中いっぱい使っちゃいました。ついでに色が剥げ落ちてきてお尻の部分に色が付いてしまうようになっていたAC号のサドルを交換すべく安いのを購入〜。

午後からは仕事があったので、のんびりと川沿いを走って帰った。その時に気がついた事があった。もうボチボチ、カモが渡ってきている。今日見たのはハシビロガモとコガモとマガモでした。もう少し寒くなったらポタリングがてら河口に鳥見に行こうかな。今年はシギ類を頑張って観察しようと思う。

ハシビロガモが数羽いました。



10月28日(木)
タイヤ

今シーズンのMTB用のニュータイヤは1セットのみになるかな。
TREK ブルーザー用に1セットだけ購入したけど、それも半額のセール品。本当ならもう少し良い感じのタイヤを履きたいなとも思うけど、近年どんどん値上げされて行くMTBタイヤ。原油高が原因で値段が上がり始めたのだけど、ここのところの円高の還元は全くと言っていいほど無いので、僕らにその恩恵が来る事が無いんだな〜。
しばらく新しいパーツもインストールしていないし、ぼちぼち少しだけでもBikeをリフレッシュしようかな。まずは外見から?いやいやディレーラー?スプロケ?サドル?う〜んとりあえず値の張らないものにしよう(笑)。

タイヤもっと安くならないかな〜。



10月27日(水)
集まる集まる

今日は午前中にH山へと走りに行ってきました。でも今日はいつものライドとは違っていた。前日にKalasのnishiyaさんから連絡があって「明日例の取材に行きますのけどひだださん空いてますか?」とのこと。午前中空いていたので、僕も参加させてもらう事に。

仲間がどんどん集まる集まる

自走で集合場所へと向かう僕。場所を勘違いして坂の上で待っていたが、目の前をa dayさんが通過していったので場所が違う事に気がついた。正しい集合場所へと降りて行くと、a dayさん以外に、すでにM君とnishiyaさんも到着していた。
しばらく話をしながらのんびりと待っていると、坂の上の方から誰かが降りてきた。「あれー、ニッシーじゃん」。たまたま昨日の僕の日記を見てたぶんこっちに来るだろうと予測し自走でやってきたのでした。「あはは、行動読まれてる」。その次はダメオ親父が予定通り登場。そしてその後には、これまた偶然にやってきたカッキーさん。とりあえず6人で走りだしたのでした。でもnishiyaさんは徒歩なので、それに合わせてゆっくりゆっくりと登って行く。「ある程度の所まで車で行った方が良かったかもね〜」と今更言っても時すでに遅し。頑張って僕らに着いて歩きながら時に走って、写真をパチパチ。本当に大変だったと思います。途中後ろから一気に追いついてきたのがべっちゃん。これで今日のメンバーは7人となったのでした。いままでこんなに大所帯でここに走りに来た事無かったな〜。

歩きで登ったnishiyaさんご苦労様でした〜。

どうにかこうにか頂上まで登り切り、しばし休憩。たまたま来ていたハイカーと知り合いだったようでnishiyaさんと話が弾んでいた。そのうち僕らも一緒になってお話。
一区切りついた所で、いよいよ下りの写真を撮るべく場所を移動。あまり遠くまで歩かせてしまうとnishiyaさんの帰りが大変になってしまうので、シングルトラックの入口から少し入った所までで撮ってもらう事に。なるべくみんながフレームに入るように、強引なトレイン(数珠つなぎで走る事)でぞろぞろとシングルトラックを下ったりして普段やらない事も出来て楽しかった。

みなさんご協力ありがとうございました。

撮影終了後は、nishiyaさんは元来た道を歩いて帰る。僕らはダウンヒルへと突入。途中で一回撮影ポイントを設けただけで、後はそのまま各々のスピードで麓まで楽しく下ったのでした。ここのところ雨が多かったので、「ひょっとしたらルートが滑りやすいかも」なんて思っていたのだけど、そんな心配は必要なかった。なかなかいい感じでグリップするトレイルをきもちよ〜くライド。でも僕は8月以来なので少し慎重に走るようにしていたつもり(笑)。
下りきってみんなで記念撮影して、そのご戻る途中にいつものごとく番ヤギのさくらちゃんにご挨拶。今日は機嫌が良かったみたいで僕が手を差し出すとフムフムと匂いをかいで顔をすりよせてきてくれた。
そんなこんなで、スタート地点まで戻ってきたのだけど、僕は午後から仕事が入っていたので一本だけで失礼することになった。nishiyaさんはまだ戻って来ていなかったけど僕はその場を後にしたのでした。
7人もの人数でトレイルを走るのは、正月ライドの時ぐらいしか無かったけど、みなレベルのわかった気の置けない人達ばかりなのでとても楽しかった。今度の正月ライドも開催決定かな?

番ヤギのサクラちゃんはご機嫌でした。



10月26日(火)
さっぶ〜

今日は朝から風が強くて太陽もあまり出ていなかった。予報でも夜にかけてかなり冷えると言っていた。冷えるって言ったって、そんなに極端に冷えるとは思えないし冷えたとしても「お〜冷えたね〜」って軽い感じで言える程度だと思っていた。
で、仕事が終わり表の空気を吸いに出てみると・・・・・・ひょ〜〜〜〜、さっぶ〜〜〜〜。強烈な寒さでびっくりしてしまった。まるで真冬の夜に外に出た時のような寒さに驚いた。まさにキ○タマが縮上がるような寒さ。こら明日の朝の散歩はさぶいぞ〜。皆さんも体調を崩さないように気を付けてくださいね。
明日は午前中にちょいと走りに行く予定だけど、寒くないかな〜〜。

秋が深まって来てますね。



10月25日(月)
IKB

僕の好きなものの一つ!
あ、AKB48とかSKE48とかNMB48なんかとは違うかんね(笑)。

IKBとはInternational Klein Blue の略でモノクロニズムを代表するフランスの画家のイブ・クラインが自ら開発した色の事で、とても深い青色で見る者を引きこんでいくような色。僕のサイトもその色に近い色を意識しているのはわかると思う。

僕の好きな色の一つで、娘のRuriの名前の元にもなった色、瑠璃色(azure)。鳥にもオオルリ、ルリビタキ、ルリカケスなど独特な青色を持った鳥に付けられている。
よくよく考えてみると、特に意識はしていなかったんだけど僕の写真は青色の面積が広いものが多い。随分前に県展で三重県町村会長賞をいただいた写真も青い色がほとんどを占めているし、気に行った写真の3分の2は青色をメインにしているものだ。僕の好きな色は青と緑と赤・・・・あれ、これって光の三原色じゃん。たぶん誰もが自然に受け入れられる色なんだろうな〜。でもコントラストをつける為にとか青色を強く出す為に僕は基本的にPLフィルターは使いません。銀塩でも使いません。フィルターを使う事が嫌いです。ついでにストロボ使うのも嫌いです。出来るだけ自然のままの光を記録したから。でも結局デジタルで撮れば変換されるし、銀塩もフイルムの種類で色合いが変わってしまうので単なる自分のこだわりでしかないと言う事もわかっているんですけどね。



10月24日(日)
馬見たい

今日はいまいちな天気予報。でも空の感じから昼間は何とか天気が持ちそうな雰囲気だった。で午前中にぶらっと少し離れた芝生の広場がある公園へお出かけ。広い公園内を走り回るKou。幼稚園の体操の時間に側転がうまく出来なかったとのことなので、芝生の上で側転の特訓(笑)。う〜〜ん、パパもママも体操の経験があるとは思えぬような息子の動き・・・・(涙)。まあ得手不得手があるから良いんじゃないって思いつつも、運動に関しては少し手厳しい我が家なのでした。
で、帰り道にちょいと馬が見たいと言うので立ち寄ったのが、いつもお邪魔している「木曽馬 遊馬」。いつものように看板馬のムサシくんに挨拶をした後、3人娘のいる馬場へ。馬が干し草を食べているのをしばらく見ていたKou。乗りたいな〜乗りたいな〜と言いだした。それを聞いていたオーナーが「ヨシ、乗らせてやろう」と言ってくれた。乗ると言っても草を食べている馬の背中にまたがるだけなんだけど、Kouは満足。3人娘のユウ、ナナコ、クロの三頭にまたがらせてもらいニコニコ。これからもちょくちょく遊びに来たいな。

ユウちゃんに乗るKou。赤ちゃんどうかな〜?



10月23日(土)
里山徘徊

忙しかった一週間もほぼ終わり、今日は午後から時間があったのでマックの散歩がてら里山へ。今日は久しぶりにMTBに乗って里山散歩。クモの巣はやはり少ないのだけど、今日は蚊の大群に襲われた(涙)。普通にMTBで走っているならそれほど気にならないのだけど、マックと散歩となるとどうしても道草が多く、しょっちゅう止まってはクンクンする。だもんで、止まっていると直ぐに自分の周りに蚊が押し寄せてくる。飢えたモスキーナ嬢の熱烈キッスを手で払いのけては慌てて移動するのだけど、顔や首と言った無防備な所を狙ってキスしてくるので帰宅後に見たら7か所もキスマークが・・・(笑)。


長年気になってた変わった形の屋根。

で、マックを家に戻してから今度はカメラを持って別の里山へと行く事に。ブルーザー号で行く途中に以前から気になっていたものを撮りに行ってみた。それはずっと以前から気になっていたんだけど、何だか良く分からない形の家。普通の古い家とは違う形の家。カイコを飼うための家とは形が違うし、何だろな〜って思いながら写真を撮っていると、その家の持ち主と思われる人が作業をしていたので声を掛けて聞いてみた。

煙草の乾燥小屋だと言う事がわかって、心の引っかかりが一つなくなりました。

変わった形の屋根なので写真を撮っている事を伝えると、「この小屋はな〜煙草の乾燥小屋や、今はやめてしもたで物置やけどな」とのこと。そうか!これでようやく長年の疑問が晴れた。そう言えばこの辺りは昔一面煙草の畑だったんだ。僕が高校生ぐらいまでは見渡す限りの煙草畑で、うねうねとうねる丘陵地に植えられた煙草の風景がちょっと北海道っぽくて、とてもきれいだったのを覚えている。今はほとんどの農家が梨に切り替えており、それがまた名物になっていたりもするんだけどね。


いまいちキノコの種類も少なくなってました。月夜茸も今頃なのかな?

で、その後はすぐ近くの里山の公園へと移動。鳥か?虫か?花か?キノコか?なんでもいいから興味の湧いたものを撮ろうと思って来たんだけど、鳥はいない、虫もほとんど見つからないと、いまいちだった。すぐ横の湿地に下りてみるとメダカがいつものように泳いでいたが、カスミサンショウウオは見当たらない。ちょこちょこと移動しながら日が傾いてきたので帰路に着いたのでした。最近は日没が速いので外遊びの時間にずいぶん制限が出てきたな〜。

メダカはいつもいるんですが、カスミサンショウウオが見れません。



10月22日(金) その2
くまさん

全国的に出没が増えて大騒ぎしている中、先日ヒグマが町中を徘徊したことで有名になってしまった北海道 斜里町の事に関して知床財団の事務局長がつぶやいていました。とてもわかりやすく今回の騒動について解説されています。http://www.shiretoko.or.jp/seeds_info/2010/10/post_5.html



10月22日(金)
一部開通宣言

今日は午後から少しだけ時間が空いたので1時間だけ裏山トレイルをライドしてきました。裏山ルートの中でもメインになる最長のルートをクモの巣除けの木の棒を持って調査開始。先日同様あちらこちらにキノコが生えているが、今日は撮影せずにそのまま一番奥まで抜けてみた。思いのほかクモの巣が少なかったが、きっと散歩の人が先にクモの巣をはらってくれたからなんだろう。途中倒木があったので手で動かせる範囲を撤去。問題なく通行できます。

クモの巣が無ければ最高に気持ちいい。

端まで走りそこからは通常ダブルトラックのルートでまた戻ってくるか、そのまま先に行き別の里山へと移動するかなんだけど、時間が無いし戻ってくる為のダブルトラックは草刈りしていないので草ボーボーだから、もと来たルートを戻る事にした。
クモの巣の無い気持ちの良いシングルトラックを走って戻ってきて、少しルートを変更して鉄塔ダウンヒルルートを走り帰路に着いた。まだまだすべてのルートを調査していないけど、これからボチボチと整備していこう。でもスズメバチには十分注意しないとね。

腐った木だったので楽々撤去。でも走ってるときにこれが落ちてきたらと思うと・・・



10月21日(木)
忙しいのよ〜

ここのところ、仕事がちょいと忙しい。雨が降るごとに気温が下がってきていて、夏の疲れが今頃出てきたりしてる人もいる。それと風邪をひいている人が周りに多いぞ。そんなこんなで、仕事の合間にちょこっとだけ出掛けるのが若干少なくなってしまっている。良い季節なのでもっと写真を撮りに出掛けたいし、自転車にも乗りたいな〜。まあ雨のおかげで出掛けられないストレスも少しやわらぐからいいけどね。

それから、遊びに出掛けられないとどうしても物欲が湧いてくる・・・・、山に行く時の靴もダメになっちゃったし、先日の大杉谷の時にとりあえず履いて行った靴もよくよく見たらやばくなってたし。何にしようかな〜時代に反して皮の靴のが僕は好きなんだけどな〜。でも軽量タイプで安いのも良いのが出てるしな〜。欲しいな〜。
え?何?ママの車が壊れた?修理?買い替え?  

オ〜〜〜〜ノ〜〜〜〜〜(ToT)



10月20日(水)
スズメのお宿パートV

今までに、スズメのつがいが2組子育てをしたツバメの巣(笑)。今年もボチボチ寒くなってくるからもうスズメは来ないだろう、と思っていたら・・・何だか最近また巣の周辺が騒がしい。朝からチュンチュンチュンチュンと巣や家の周りでにぎやかに鳴いている。
まさかと思って巣の場所を見てみると、二羽のスズメが巣の中や家の壁にへばりついている。え?まさか今から子育て?ちがうだろうね。ねぐらを確保したのかな?綺麗にリフォームを済ませて自分好みの巣に変えたみたい。また巣の下に段ボール敷かなきゃ。



10月18日(月)
マックとハイキング!

今日も秋晴れで最高の天気。午後から少し時間が空いたので、マックの散歩をいつもの近所ではなくて久々にお出かけすることにした。お出かけと言ってもいつもはMTBでトレイルライドしているH山を今日はマックとのんびり歩いて登ることにしただけなんですけどね。
車に乗ってちょいと行ってハイキングコース入口の道路脇に車を止める。途中かなり道が荒れており車が左右に大きく揺さぶられ、マックはドタンバタンと後ろの席で大騒ぎ。

さて行くぞ〜、この辺はまだ道幅がひろいからいいね〜。

車を降りて、ハイキングコースを登って行く。最近は登る人も少ないようで、ずいぶん道が荒れている。大雨で崩れた場所もそのままになっている所もあるし、道全体には折れた枝がいっぱい落ちている。子供の頃から何度となく登って来た道だが、最近は特に荒れ方がひどい。途中で展望も全く効かないので、ルート自体に面白みは無い。マックは11歳人間で言うと結構おじさんで体力的にもだいぶ落ちてきたお年頃。若いころなら、僕の先を歩いてぐいぐいとリードを引っ張ってくれていたのだが、今はハーハーと息を弾ませてゆっくりと僕の後ろを歩いてくる。

(左)みちゅあみ?ぐねぐね〜。  (右)「し」の字の木。

登りだして30分ほどで頂上に到着。石碑の所で写真を撮ってから、展望のきく広場の方へと歩いて行く。その途中で、アサギマダラが2匹ほどフワフワと飛んでいた。ネットで見たアサギマダラの呼び方を試してみた。
白いタオルを二つ折りにしてグルグルグル〜っと振り回す。するとフワフワフワと飛んでいたアサギマダラがスーっと近くへと降りてくる。間近までは降りてこないけど、タモがあったら捕れるぐらいの所へは来てくれた。なかなか使えるぞこの技。

アサギマダラが降りてきてくれました。

頂上の木陰でのんびりと一休みしてから戻る事にした。

下りはあっという間、ふか〜くU字に掘れたこの道は長い年月をかけて人々が歩いてきた証拠だ。でもこのルート、綺麗に整備出来ていたらMTBで下るのにバンクが使えて最高なんだけどな〜。でも綺麗になったら人が通るようになるから下れないな。

そんなこんなで下りは半分の時間で降りてきて、車に飛び乗るマック。疲れたようで帰りの車の中では伏せたままあまり動かなかった。家に帰ってからも、ご飯を食べた後はすぐに寝てしまいしばらく起きてこなかった。おじちゃんになったな〜、これだと外遊びに連れ出すのはちょっと厳しいかもしれないな。



10月17日(日)
季節が・・・

我が家の玄関にはいまだに咲き続けている ハイビスカス がある。夏には当然のように南国ムードを掻き立ててくれる真っ赤な花が咲いて綺麗だった。が・・しかし、10月も半ばと言うのにまだまだ真っ赤な花を咲かせているのはなんだか季節外れ。このままずっと咲き続けるのかな?いやそんなことは無いだろう。でも数年前に沖縄に行った時は2月だったけど、現地では咲いていたもんな〜。


で、今日の夕方Kouと自宅で自転車に乗って遊んでいる時に、見慣れた車が角を曲がってきた。あれ?アキさんだ!仕事帰りに美味しそうなお芋を持ってきてくれた。Kouは以前自転車をいただいた事がとても嬉しかったようで、アキさん来たよ〜と言うと、寄ってきて一人で何だかんだと聞いてもいない事をしゃべっていた(笑)「オッキナ自転車(いただいた自転車)もう乗れるんやで〜」とか「芋掘り行ってきた〜」など、良く喋る。男のくせに良く喋るやつだ、と思うがどうも僕の子供の頃とそっくりだそうだ(苦笑)。

夕焼けを眺めつつ登ってきた月を見る。
「夕焼け綺麗だね〜お月さま綺麗だね〜」って^^



10月16日(土)
里山ポタリング!

今日は午前中に時間が空いていたので里山にまたまたお出かけ。
昨日とはBikeを変えてFuji号にMTB用タイヤを履かせたオフロードバージョンであちこち見たり写真を撮ったり、ヌカゴを採ったりしながらの里山ポタリングだ。
ボチボチバイパスの工事が入ってきて、少しずつではあるけれど元の里山の風景から変わろうとしている。あと数年後には国道のバイパスがこの里山を分断するだろう。そうなると、こんなにのんびりと鳥の声を聞きながら散策なんて出来なくなってしまう。残念で仕方がない。

ドロップハンドルMTBで里山ポタリング

里山に入って直ぐに目の前を飛ぶ蝶が目に付いた。アサギマダラだ、早速カメラを取り出して撮影する。しばらく僕の周りにいてくれたので何枚か撮影していると、羽根になにやら書いてある。そう、アサギマダラの渡りを調査する為のマーキングがしてあるんだ。久々に見つけたマーキングしてあるアサギマダラ。今回のはお隣愛知県幡豆町で10月13日にマーキングされた個体のようだ。これからどこまで行くのかな〜、頑張れよ〜!

アサギマダラ 左の羽にマーキングがしてあります。

400mm(35mm換算600mm)で飛んでいる所を狙いましたが、今回はこれが限界。ノートリです。

そこから少し進んでいくと、横の藪からアケビが見えていた。今季初アケビだ〜!うまい具合に皮が割れたばかりのようで、まだ中身が虫や鳥などに食べられていない。となれば食べるしか無かろう(笑)。う〜ん、あっま〜〜い!自然の甘さを味わった後は種をぷぷぷぷ〜っと吐き出して、子孫を残すお手伝い。

里山ポタでの楽しみのひとつ^^ アケビ美味しゅうございました。

その後はヌカゴを採りながらうろうろと進む。ある程度行ったところで里山公園に入りキノコの観察に変更。今日もあちらこちらにキノコキノコキノコ・・・。当然採って帰れないけど、キノコの形を見たり写真を撮っているだけでも面白い。

そんなこんなで、仕事の時間が迫ってきたので今日は仕方なく帰宅したのでした。

小人が出てきそう。



10月15日(金)
ニュータイヤとキノコ!

今シーズンのTREK ブルーザーのタイヤを何にしようと色々と考えていたのだけど、たまたま見ていたサイトに半額になったタイヤがあったので思わず飛びついた。そのタイヤはSCHWALBEのリトルアルバートだ!一般的にはそれほど評価の高いタイヤでは無いのだけど、値段に引かれて思わずポチ(笑)。そして今日届いたので早速仕事の合間に取り付け&試し乗り。早速トレイルへ行ってみた。この時期はまだクモの巣が凄いので、木の枝を片手に持ってそれでクモの巣を除けながらある程度進んで、それからいったん引き返すと言ったルート設定にした。

仕事の合間にすぐ行ける、この環境は僕にとっては天国です。

で、その途中にあちこちに見かけるキノコ、キノコ、キノコ・・・。僕はキノコの事が全く分からないので採って帰るわけにはいかないけど、様々な形や色のものがあるので、思わず写真に撮ってしまう。今日はいつもよりも数も種類も多かった。知人が以前に採ってきてくれてとても美味しかったので、スドオシ(アミタケ)があるのはわかっているのだが、どうもいまいち自信がないので持って帰れない。ちょっと走っては撮影、ちょこっと行っては撮影という具合でなかなか前に進まない(笑)。でも行きにクモの巣を除けながらキノコの写真を撮って帰りにスピードを出して走ると言った具合に楽しめたからいいかな。
これ以外にもまだまだいっぱいありました。キノコって面白いね^^

で、タイヤの感想は
・見た目、思っていたよりも2.1の割には細いイメージだった。
・アスファルトでは結構転がりが軽い。
・滑りやすい登りでもトラクションがかけやすい。
・グリップはなかなかいい感じ、思い切って倒し込める。エッジがしっかりと効いてる。
と言った具合でかなり好印象。ただブロック間がやや離れているので耐久性がどうかな?って所が心配。このタイヤなら、XCタイプのBikeでも結構いけるかも。
レースレベルなんかでは若干漕ぎが重たく感じるかも知れないけど、里山トレイルライドでは十分楽しめるタイヤだと思う。もうしばらく乗ってみて、また感想を書こうかな。

結構良いですよ!



10月14日(木)
トレジャーハンティング!

今日は午前中にちょいと遊びに出てきました。小冊子kalasのnishiyaさんと近所の海岸でトレジャーハンティング。nishiyaさんは以前から僕が話していたビーチで金属探知機を使った宝探し遊びに興味を持っていて、今回はそれを実行するに至ったと言うわけ。

予定の時間にnishiyaさん到着。早速シーズンが終わって人けの無いビーチに下りていく。ちょうど潮も悪いし満潮時なのでなおさら人がいないので、周りをあまり気にせず遊べる。

獲物ゲットか?カメラを向けるnishiyaさん。鍵でした・・・

やり始めてしばらくしてから気がついた事があった。それは以前ならやたらめったら金属探知機が反応して、コインとは全然関係ないものばかりだったのだけど、今回は反応自体が極端に少ないんだ。周囲の砂の状況なんかから考えると、どうもシーズンオフに機械を使った砂のクリーンアップをしているようだ。ジョレンのお化けみたいなのをサンドバギーで引っ張って砂の中のゴミをすくい取るんだ。おかげでビーチは綺麗になるんだけど、トレジャーハンティングをするとなると、どうも獲物が少なくてつまらない。お金だけが目当てではなく、たまに見つかる変わったものが面白いだけに、今度はビーチクリーンをしていない所を狙うかな(笑)。

ゴミ拾いをしつつ獲物を探す。

nishiyaさんもチャレンジ!

初めのうちは全然獲物が無かった。出てくるのは昔のリングプル、空き缶、錆びた釘、そして鍵・・・etc 出ないな〜出ないな〜と言いつつも、nishiyaさんはこのビーチで黙々と金属探知機をふるう僕の姿が面白かったらしく、写真を撮りまくる。場所を移したりしながらしばらく続けたところ、ようやく最初のコインをゲット!ぼろぼろに錆びた10円玉^^ その後ボチボチと感覚を開けながらも獲物をゲットすることができた。開始から約1時間半ほどで終了となったのだけど、今回の獲物はコインが140円分でした。
いつか古道で古銭を金属探知機で見つけたいと思っているんだけど、今までにその夢はかなっていない。二度ほど古銭を見つけた事はあったけど、それは目で見て落ちているのを発見したので、いまいち感動が少なかったもんな〜。だれかこの遊びに参加してくれる人がもう少しいるとゲームも出来て楽しめるんだけどな〜。

とりあえず110円ゲット。ボロボロです^^;



10月13日(水)
サクラサク

今日もめちゃめちゃ良い天気でした。午後からのマックの散歩も暑くて汗が出てくる。そんな変な天気の中、あらぬものを見た。それは季節外れの桜の花!この時期の桜と言えば秋桜(コスモス)だけど、今日見たのは本当の桜。毎年正月明けすぐぐらいに見かける早咲きの桜では無くて、普段は春に咲いている桜の花がわずかだが咲いているのを見た。猛暑と急激な冷え込みなどで木のホルモンバランスが狂って咲いたのかな?まだまだ春には程遠いのでゆっくり休んでいて下さいね。

明らかに狂い咲きな桜でした。



10月12日(火)
今年は少ないな〜

今日の仕事の合間にうろうろと近場の里山の縁を走ってきた。今日はトレイルへ入るのはやめたのだけど、もう少ししたら走りやすくなるかな。
で走りながらちょこちょこっと気にして探したんだけど、ヌカゴが今年は少ない。もう少し山の奥の方へ行けば数はあるかな?前回取った時はもう少しあったんだけどな〜、もう落ちたのかな?いやまだあるはずだ。今度は場所をもう少し変えてみよう。

自転車には最高の季節ですね。



10月11日(月)
連休最終日

世間一般では連休最終日。でも僕は今日はお仕事、朝から自宅で仕事して午後からは外でお仕事の為にちょいと山奥の集落へとお出かけ。
現地に着くとやはり自宅周辺よりは2度ほど気温が低い。これから秋が深まるにつれてどんどん気温が下がって行くんだろうけど、冬は大変だろうな。まあ雪国に比べると楽だとは思うけど、温暖な三重県では冬に雪が積もる地域は限られている。それだけに「あそこに地区は雪が積もるでな〜」なんて会話も生まれてくる。

久々にお会いしたご夫婦は元気そうだった。重い病気を抱えたご主人も以前よりは調子が良くて会話も弾んだ。仕事を終えてまた近いうちに来るからと家を後にしたが、今度はもっと寒くなってからかな?

帰宅前に集落の中をうろうろと写真を撮って歩いた。あちらこちらでコスモスが咲いていて、少しだけ彼岸花もまだ残っている。田舎の風景がここにはまだ残っている。いつまでもそう言った田舎の風景が残っていてほしいもんだ。

山の神様にごあいさつ。



10月10日(日)
やっぱり晴れた・・・・けど

今日は一昔前までは体育の日&晴れの特異日だった。昨日今日と我が街では毎年恒例の祭りが開催されていて、昨日は大雨の中よさこいが行われていたらしい。でも昨日の天気とは打って変わって、今日は朝から良い天気。朝までに雨は上がって後は晴れるだけ〜って感じだった。
が、しかし・・・・・今日、幼稚園の行事で子供みこしを担ぐ予定だったKouだが、数日前から高熱を出し幼稚園を休んでいた。もう熱は下がったのだけど、のどにまだ発疹があるので大事をとって辞めておくことにした。で、Ruriとママも風邪でダウンしてしまったので、今日は一日おうちでのんびりせざるをえなかった。
子供みこしを楽しみにしていたKou、とても残念がっていたのでなるべくその話題は出さないように過ごした。

でも、今日ははるばる千葉県の浦安からネズミさん御一行が営業に来ていたらしい。昨夜は七栗の湯(昔の言い方)で豪遊したとかしないとか(笑)。夕方のパレードも凄い人が集まっていたらしい。もう我が街の祭りはなんでもありになってしまったようです。そのうちウルトラマンやら仮面ライダーやら、何とかレンジャーなんかがやってくるようになるんじゃないの(苦笑)。

ちなみに10月24日に行われる久居まつりには小倉優子さん(ゆうこりん)が来る事になっている。よくそんな予算があったもんだと思っていたら、まつりで行われる仮装大会の関係があって、本戦の審査員になる人は地方の予選に行って地方のレベルも把握しておかなければならないという事らしく。プロダクション側の意向とまつりの執行委員会側との意向が合ったようで今回は実現したらしい。またまたパニックになるんでしょうか?



10月9日(土)
11年前

今日ふと思い出して、以前大杉谷に行った時の日誌を引き出しから引っ張り出して、読み返してみた。99年8月・・・・・もうあれから11年。

僕が初めて一人で宮川ダムに行ったのは大学時代に三重に帰省してきた時にモーターサイクルでの南紀ツーリングの途中。紀伊半島の林道を走り回っていた途中だった。かれこれ20年以上も前の事だ。その時にこのダム湖周辺の林道の素晴らしさや、深い谷とそこを流れる川の独特の水の色と雰囲気が好きになり、いつかその奥にある大杉谷へと足を踏み入れてみたいと思ったもんだ。

それからずいぶんと時間が経って、やっと大杉谷へと足を踏み入れる事が出来たのが11年前だ。でもこの時は休みの都合で今回と同じように日帰りで同じコースをたどった。まだこの頃は登山道も全線問題なく通行できたので、その時帰ってきてから「今度は山小屋に泊まって大台ケ原を目指すぞ」と思ったのだった。その時以外でも宮川ダムへは彼女(今の嫁さん)を連れて何度か遊びに行った。まだ観光船も運航していて、船着き場の茶屋は結構人でにぎわっていたのを覚えている。
いつかは大杉谷走破をとずっと思っていた。でも、なかなかその夢はかなわなかった。そうこうしているうちに6年前の水害で、大杉谷登山道も被害を受け通行止めになってしまった。

奈良県側の大台ケ原から栗谷小屋までの区間はすでに開通しているが、三重県側からの区間はなかなか開通できないでいた。でも、ようやく今月登山口からシシ淵までの区間が開通することとなったんだ。これから先もまだ登山道の復旧を目指しているそうだが、全線開通するのはいつの事になることやら。でも、もし開通したら是非とも行ってみたいと思う。

早く開通しないかな。



10月8日(金)
撮影会!

今日はお腹の中の撮影会でした(笑)。
要するに胃がん検診で、胃カメラを飲んできたんです。初めて胃カメラを飲む僕に病院の女性スタッフがとても優しくしてくれたので、思わず惚れてしまいそうになりました(*^_^*)
で、胃カメラは宮崎あおいのオリンパスで、最先端の鼻からではなく今までと同じ口からのやつでした。おまけにポリープが見つかって、胃の内壁をちょいとむしり取られてしまったのでした。検査結果は来週になるそうだ。
で、昨日早くに飲むのをやめてしまった反動で、今夜はいつもより多めに飲んでしまった。生検(組織を採る検査)後は飲酒や刺激物を控えてくださいとあったけど、我慢が出来なかった。精進が足りません・・・・。
ま、ほどほどでおしまいにしましたけどね(笑)。



10月7日(木)
大杉谷トレッキング!

昨日に引き続き今日も良い天気。今日は仕事がお休みなのでどこに行こうかと昨夜に色々と考えた。
休みと言っても、朝早くから夜遅くまで時間が取れる訳でもなく、朝のマックの散歩が終わってから朝食を済まし、その後に行動開始して行けるところに限られてくる。いつもならかなり近場での遊びを選択するのだけど、今日はちょっと足を延ばしてみよう(最近の僕の範囲で)と思い、ターゲットを先日一部開通したばかりの大杉谷登山道へロックオン。
出発できる時間が時間だけに、現着して行動できる時間は限られている。コースタイムは千尋の滝まで行き2時間半、帰り2時間。単独行なので午後2時には全行程を終えて車のところへ戻っていたい。そうすると一番見たい千尋の滝を見ずに撤退しなければならない事もありうる。
まあ滝を見れなくても、大杉谷に流れるエメラルドグリーンの宮川を見れたらそれでいいかな。と考え方を変えた。

午前8時半自宅を出発。伊勢自動車道を大台大宮インターで降り、その後下道を走り宮川の上流を目指す。6年前の水害の傷跡も、「あ〜あの場所が崩れたんだな〜」と今でもわかる。そしてまだ災害復旧工事が行われている場所もある。どんどんと川の上流部へと進むことしばし、ようやく宮川ダムに到着。でもここからがまだ長い。ダム湖沿いの細い道をグネグネと走る事しばし。途中狭いトンネルを通り抜けて(以前は素掘りのトンネルで怖かった)、六十尋滝の前を通り宮川第三発電所手前の駐車場へ到着したのは10時15分ぐらい。

登山届けはきちんと出しましょうね。

そそくさと準備を済ませて登山届けを提出し、いざ出発(10時半)!第三発電所の横を通り登山道へと入って行く。すぐ先に鉄格子の扉が見えてきた。10月1日の登山道解放以来その扉は開いているようだ。それをくぐるといきなり緊張を強いられる大日ー(だいにちぐら)だ。道幅はそこそこあるが歩き始めてまだ高度感が慣れていない時に、いきなり鎖場&すぐ下70m断崖絶壁状態で歩いていかなければならないので、いやでも慎重になる。所々水が落ちていて岩が滑りやすくなっているので注意が必要だ。でも、はるか下に見える宝石のような透き通ったグリーンの水を見ると思わず見入ってしまう。

日本有数の降雨量を誇る地域だけに、天候の変化には気をつけたい。この深い谷を刻んだのは紛れもなく水の流れなのだから。

そんな所を過ぎて、所々に点在する昔の炭焼き跡の石組みや、結構な高さのある吊り橋、だだっ広い河原などを通り抜けて行く。GPSで現在位置を確認すると、思っていたよりもペースが速くこのままなら千尋の滝まで行けそうだ。そう思ったら俄然やる気が出てきた。と言っても所々で写真を撮りながらなので、大して早く移動できないんですけどね。
しばらく歩いて行くと、ゴーゴーと大きな音が聞こえてきた。はるか上の方から流れ落ちてくる千尋の滝だ。高さ135m、大杉谷の中では最大の滝。滝が見えた所からもう少し進むと東屋がある。今回のルートはこの先もう少し行ったシシ淵まであるのだけど、ちょうど12時になったので昼休憩と共に今日はここで引き返すことにした。コースタイムより1時間も早く着いてしまった。整備されたおかげで、歩きやすくなったのかな?単独行だとやはり慎重にならざるをえない。シシ淵までは約一時間。もの凄く見たいけど、今回はここで引き返すことにしよう。そう思って千尋の滝を眺めていると、初老の男性が降りてきた。その方も単独行で、僕よりは少し先に出ていたようでシシ淵まで行こうかと思って歩いたが、時間が来たので引き返してきたとのこと。単独の時は12時までで引き返す事にしているそうだ。

高さ135m千尋の滝をしばし眺める。

しばらくおしゃべりしながら、千尋の滝を眺める。おじさんが言う「紅葉が進めばもっともっと綺麗になるだろうね」。本当にそうだと思う。シシ淵は紅葉とエメラルドグリーンの水のコントラストが素晴らしいらしい。是非とも見てみたいものだ。

僕は滝を見ながら昼食をとる事にした。おじさんは「一足先に戻って途中でお昼にするよ」と言って先に出発していった。
僕ももうしばらくのんびりしてから出ることにした。滝ははるか上の方から流れ落ちていてすごい迫力なんだけど、いまいち光線の具合が良くなくて撮影しづらい。この東屋は比較的広くて、温かな季節であれば寝ることも可能だ。本当にこの滝の綺麗な姿を見ようとしたら、ここで泊らないとだめなのかな〜って思ってしまった。

吊り橋の上でおじさんに撮ってもらいました。

しばしのんびりとした後、帰路に着くことにした。行きは結構ハイペースで来てしまったので、帰りはペースを落としてより細かな所を見ながら写真を撮ることにした。途中、行きに追い越した人達とすれ違う。2人×2組だがいずれも初老の人たち。ここには山ガールなど存在しないのか?(笑)。
しばらく歩いて行くと途中の吊り橋で、のんびりと千尋の滝で会ったおじさんが昼ご飯を食べていた。確かに絶景を見ながらの昼飯だ。足の下は約50mの空間が広がる特等席。

今回の行程では吊り橋が4つあります。

おじさんの横を通り一足先に行く。別の吊り橋の下の河原で一休みしていると、さっきのおじさんが通って行った。見た感じ60代後半と思わるるが、これがどうして足が速い。その後結局駐車場までおじさんに追いつくことはできませんでした。
最後の最後、大日ーでもう一度気を引き締めて歩く。以前来た時にこの断崖の上でつまずき背筋が凍る思いをしたのが脳裏によぎった。距離的には大したことは無いので慎重に通ればすぐに終わる。ほどなく第三発電所が見えてきた。

車に戻り着替えて、一休みしてから帰路に着いたのでした。今日は途中で引き返す事になるかも知れないと思っていただけに、千尋の滝まで行けたのはとてもよかった。次回はシシ淵まで、そしてすべて開通した暁には大台ケ原を目指したいものだ。そういや今回はヒルにやられなかったな。もう寒いから出てこないのかな?

このグリーンが見たかった。



10月6日(水)
ススキ

近所の川の土手では彼岸花がまだまだ咲いているけど、ススキもぼちぼち穂を広げ出して本格的な秋の訪れを知らせてくれている。あまりにもいきなりやってきた秋、もう少し徐々にやってきてくれれば「あ〜、秋はあれしてこれして」ってゆっくり考えられたのに、夏が暑すぎて何だかずっと先のことのように思えてしまい、あまり秋の事を考えていなかった。
丸一日の時間が無くても、ちょこっと遊びで里山をMTBで走ったり、ヌカゴを採りに行ったり、なんでもない所で鷹の渡りを見たりとそれなりに毎日外の空気を吸って満足している。

明日は久々に一日空いた。さて、ススキでも見に行こうかな?それとも鷹の渡りでも、はたまた古道歩き?・・・色々と考えながらも荷物の準備をぼちぼちとしている。いつものように単独行動なのでそれなりに気をつけなければいけないしね。

そういえば観月会の時に今年はススキが全然早かったな。



10月5日(火)
金木犀と彼岸花

朝の散歩に出掛けると、最近は金木犀の香りが漂ってくる。その昔、僕が子供の頃はトイレの芳香剤=金木犀の香りだったので、どうもその香りが好きになれなかった。でも今は季節を知らせる香りとしてとても好きになっているけどね。
まだ咲き初めだから、それほど強くは香っていないけどこれから満開になるに従って強く香ってくるだろうな。

あと、土手沿いには今年はずいぶんと遅くなった彼岸花が咲き乱れている。その昔、飢饉の時の非常食として植えられるようになった彼岸花。毒があるので直接食す事は出来ないけど、球根を摩り下ろして水にさらし毒を抜いてからでんぷん質を食べると言う事を地元の人に聞いたことがある。

9月はなんだか暑すぎてあっという間に終わってしまった感じ。本当に9月あったの?っておもえるほどだ。でも急に過ごし易くなって外に出掛けるのが気持ち良くなってきた。今年は秋を楽しめるかな〜?



10月3日(日)
雨降り前

今日は天気が崩れてくる予報だった。だもんで特に雨でも晴れでも関係のない遊び場にお出かけ。みえこどもの城のプラネタリウムで月と秋の夜空のお話を聞いてきた。初めてのプラネタリウムで何が始まるのか少し心配してたみたいだけど、全然問題なかった。ただ、初めのアニメは楽しんでいたんだけど、肝心な星の説明となるとまだそれほど興味を持っていなかった。

プラネタリウムの後は工作室で粘土をコネコネ。力作の蛇とマック(笑)を作り上げた。
それから外に出てみると、玄関で皿回しの実演?体験?売店で売っている、比較的簡単に皿回しができる遊び道具にチャレンジ。
最初に説明を聞いていざやってみると、たまたま一発目から回すことができた!すごいぞこれ、調子に乗って二つの皿を回してKouに持たせると周りにいた人もニコニコ見ていた。

でもこれ、一発目でできたのはまぐれだったみたい。2回目以降は結構苦戦した。案外回転をつけるのが難しく、他の人たちはかなり苦労していた。でもなんどかやっているうちに回すコツみたいなのがわかってきたらちょっと欲しくなってきた(笑)。

皿回しを終えてから、運動場に行って走り回っていた。その時にふと空を見上げると、比較的低い高度で鷹が一列になって飛んできているのが見えた。高さは150〜200mぐらい。今朝散歩のときに見たのと同じように低い高度で飛んでいる。その数約10羽、これで今日一日に見た鷹は朝の散歩でみた5羽+6羽+10羽で21羽、いずれも種類はわからないけど、これだけの数を特に鷹見に行った訳でも無いのに見れるなんて、偶然とはいえなんだか嬉しくなっちゃう。

ここ数日見れる鷹は、そのときによって2羽〜3羽や5〜6羽、10羽ほどとまちまち。飛んでいく方角も西や南とこ れまたまちまち。高度も天気によってかなり差がある。中央構造線付近を西に進むルートや紀伊半島南端まで南下して西に方向転換し岬巡りルートなんかがある のかな? いずれにしろ、鷹達の長い旅の途中のほんの一瞬だけど彼らの姿を見れる事がとてもうれしい。飛び去っていく彼らの後ろ姿を見ながら、「気をつけて行けよ〜」って思わず心の中で叫んでしまう僕なのでした。



10月2日(土)
里山の循環

僕の住んでいる地区は、すぐそばに里山が広がっている。でも今は本当の意味での里山ではなくなってしまった。本来里山と言うのは近隣の人間が手入れをしていかなければ維持できないものだ。良く勘違いされてしまうのは、ただ自然のままにする事が里山の自然を維持する事になるのでは?という事。日本の山林のほとんどは昔から人々が手を入れて維持管理してきたものだ。神域とされる一部の領域以外はすべて人間が手を入れてきた。それを手入れをせずにほったらかしておくと、植生もおかしくなり動物達の生息域にも影響が出てくる。
今現在、自宅の近所の里山はほったらかしになっている。ほったらかしにされると、木の代替わりも出来ないし、動植物の循環が上手くいかなくなって滞ってしまう。どこか一箇所がおかしくなっても上手く循環出来なくなる可能性があるのに、今は農薬、川の護岸工事、ほったらかしの山、などなど里山のシステムが崩壊する条件が整いすぎている。
昔のように豊かな里山に戻す事は今からでも遅くないのだろうか?



10月1日(金)
ちょいとトレイルへ

今日は大杉谷登山道の三重県側が一部開通する日!でもどうせ、おじさま・おばさまが大勢押し寄せてしばらくの間はゆったりと歩く事が出来ないだろう。僕自身も今は朝早くから出かけることが出来ないので、しばらくは様子見かな。

で、今日はめちゃめちゃ良い天気。午前中の仕事を終えて夕方の仕事まで少し時間があったので、ちょこっと里山でも走りに行ってみようかな?と思い、その前に「今から里山へ走りに行こうかな」ってつぶやいたところ、カッキーさんから連絡が入った。ちょうどカッキーさんも予定が変更になって少し時間が空いたらしく、一緒に里山ライドへとお出掛けする事にしたのでした。
でも、この時期まだトレイルはくもの巣だらけ。一応用心して僕は上はロングスリーブのシャツに下は夏用のロングタイツにハーフパンツ。ヘルメットはくもの巣をよける為にチンガードの付いたMETのパラシュートと、少し暑いかなってぐらい。

ちょっと暑苦しいかな^^;


天気が良くて気持ちのいいRideでした。

比較的に道幅の広いルートと最近整備が行われたばかりの送電線の巡視路を中心にルートを組み立てて廻る。かなりしばらくぶりでトレイルを走る二人。僕はタイヤもまだ交換しておらず、ストリート用のタイヤで走ってるし(苦笑)。昨日の雨のおかげで滑る滑る。でもそれを上手くコントロールしながら、ゆっくりと走るのも楽しい。
この時期怖いのは、スズメバチとマムシ。トレイルを走る時はそれらに注意しながら進む。以前僕は藪の中を通り抜ける時に、すぐ横に出てきたスズメバチの威嚇を無視して進んだところ(前進するしか道がなかったので)、多くのスズメバチのスクランブル発進に追いかけられて怖い思いをした事があったので、少し慎重になっているんだ。
あちらこちら、くもの巣に引っかかりながら短時間でぐるぐると近場の里山トレイルを楽しんで終了となりました。


10年以上スキーから離れている僕。でも今は特にスキーに行きたいと言う気が起きない。楽しいのは十分わかっている。ワンシーズン20日以上行ってた年もあったり、ボードにはまってた時もあったけど、今はMTBでトレイルを走っている時の方が楽しい。とにかくすぐそばで遊べるってのがいいんじゃないかな。特に今の僕には泊まりはもちろん、夜中に出て朝早く現地に到着して夕方までしっかり滑って日帰りするような一般的なスキーすら無理だしね。

僕の住んでいる状況はスキー場のすぐそばに住んでいるのと同じようなもので、仕事の合間にトレイルライドがいつでも楽しめる状況にある。こんなにおいしい条件をフルに活用しない手は無いもんね。僕の冬はトレイルライドの冬。
ボチボチとシーズンインですね。



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